コラム7 フットサル / バスケットボール用 人工芝コートが完成するまで。

2022年9月、弊社美原工場敷地内に
人工芝のフットサル / バスケットボールコートが完成しました。
従業員の健康促進を目的に作った施設になります。


弊社は2022年5月13日に創立70周年を迎えたこともあり、
コート名を「YASAKA 70th Field」としました。
今回のコラムでは、この人工芝コートの制作過程をご紹介したいと思います。

■まずは計画から
従業員から「体を動かせる施設が欲しい」との要望があり、
会社をより魅力的な場にするよう、人工芝コートを作る計画が立ち上がりました。

最初はフットサルコートを作る前提で計画を練っておりました。
しかし、より多くの従業員が利用出来るよう、
1つのスポーツに絞らない方が良いとの意見があり、
バスケットボールも出来るハイブリッドコートにしたいと考えました。

また、弊社は従業員数が大企業に比べると少ない会社ですので、
少人数でも利用しやすいコートにしたいと考えました。
バスケットボールに関しては、 3 on 3 が出来るようなイメージ、
フットサルに関しては、少人数でプレー出来るイメージで検討を進めました。
予算等も勘案し、最終的に公式フットサルコートの
半分程度の広さにすることにしました。

そして、コートイメージ図を作成し、建築会社と入念に打合せを行いました。


■人工芝等の決定
続いて建築会社と打ち合わせを複数回行う中で、
イメージ図を基に図面を起こし、
細かい仕様を決めていくことになります。

防球ネットの高さはどうするか?コートの周りを何で囲うのか?
各種設備の素材や色はどうするのか?等…
決定しなければいけない事項は思っていたよりも多かったです。

その中で、一番悩んだのが、人工芝の種類でした。
一口に人工芝と言っても様々な種類があり、
芝の長さやゴムチップの層を設けるか等を検討する必要があります。
弊社ではバスケットボールのコートとしても利用する想定であったため、
ドリブルする際にバスケットボールが弾む必要がありました。
そのため、人工芝のサンプルで実際にボールの弾み具合を確認しながら、
慎重にショートパイル型(短い高密度な芝)を選択しました。

建築会社から、選択した芝はテニス等でも利用されると説明は受けましたが、
コートが完成するまでこの選択が正しいのか、不安はありました。
(なお、コート完成後問題なくプレー出来ることを確認しました。)

■工事過程
仕様の詳細が確定すれば、
いよいよ資材の手配が始まります。
そして、資材の納期確定後、実際の工事が始まります。

昨今の情勢もあり、資材の納期は少し長くなりました。
しかし、資材が揃ってからは、約1ヶ月でコートが完成しました。

ここからは、写真で工事過程をご紹介したいと思います。

こちらが人工芝コート工事前の様子です。

まず防球ネットが設営されます。

防球ネットの柱はしっかりと固定されます。
建築会社の説明によると、一般的な電柱も地面の中はこのようになっているそうです。

平行してバスケットボールのゴールを立てる箇所等の基礎工事も行います。
安全な設備にするためには、しっかりした基礎が必要になります。

基礎工事が終わると、いよいよ人工芝コート部分の工事が始まります。

土壌改良を行った上で、アスファルトで舗装します。

アスファルトの上に人工芝を設置し、ゴールやフェンスを設営すれば完成です。

制作過程はいかがだったでしょうか?

人工芝コート完成後は、多くの従業員が昼休みや業務終了後に、
このコートでフットサルやバスケットボールを楽しんでおります。
また、スポーツを通じて従業員間のコミュニケーションが活発になりました。

このような設備がある環境で働くことに興味がある方は、
是非、弊社の採用情報もご確認いただければと思います。

2022年09月22日